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COVID-19 & Cat Show 13 そして再びクラブの立場から

  • 2020/03/14 05:39

COVID-19 & Cat Show 13

 そして再びクラブの立場から

速報:ギリシャでの聖火リレー中止

 【アテネ共同】ギリシャ・オリンピック委員会(HOC)は13日、同国内で12日に始まった東京五輪の聖火リレー中止を発表した。新型コロナウイルスの感染が急速に拡大する中で多くの観客が沿道に集まり、危険性が高いと判断した。保健当局や国際オリンピック委員会(IOC)と協議して決まった。


「新型コロナウィルスとキャットショー、後にCOVID-19」に関して、最初に書き始めたのが2月20日、そして現在No13まで書き続けてきた中で、このウィルス感染はWHOによってパンデミックであると表明されるに至っています。今、速報でギリシャでの聖火リレーが中止になったとのこと。オリンピックもどうなることか開催が危ぶまれる状況で、キャットショーはいよいよ今後の見通しは暗くなってきています。

自粛要請を始めて、制圧は出来ていると政府はその見解を発表していますが、これがパンデミックとなるとキャットショー開催はさらに難しくなるだろうと案じています。クラスターの温床となる3つの条件がそろっているキャットショーは、今後も長期にわたって自粛が余儀なくされることでしょう。極論になるかもしれませんが、今後キャットショー開催は出来なくなるとの事態も見越して何らかの手段を講じておく必要があると考えます。JMLから紹介されたイギリスとオーストラリアのキャットショーは、ベンチングされた猫だけの部屋にジャッジが入っていって成績を付けるという形で進行します。キツンとチャンピオンシップは時差をもうけて審査を行うので猫とオーナーとは短時間でショーを終えることが出来、オーナーは室外で過ごすので「人が密集、至近距離での会話」の条件からは外れます。短時間でのキャットクラスの入れ替えによって「換気」も出来るでしょう。ジャッジの評価は猫それぞれにコメントを付けるかまたはコメントが面倒だというジャッジのためにはスタンダードのコピーに、その猫の良い箇所をチェックしてもらうといった方法もあるでしょう。このスタイルのショーに問題があるならば(例えば異なるクラスの猫をエントリーする場合)解決を図るよう話し合っていけば良いではありませんか。全くショーが開催できないとしたら、どんな形にせよ開催出来るよう、各クラブは知恵を絞る義務があると思います。とはいっても、もしかしたら幸運にも終息するかもしれません。しかし新しいスタイルを考えておくことは決して無駄なことではないと、必ず役立つ日が来るであろうことを確信します。

 ところで、今もう一つ気がかりなことがあります。イベントの自粛が続くようであれば、夏のアワードパーティーにも影響が及ぶかもしれないこと。リジョンはこのような最悪の事態も視野に入れておかなければならないでしょう。

 

 

 

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