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Never forget 3.11   (3)

  • 2014/03/13 05:46

 震災後、3月末に予定していたショー延期を相談するために、クラブのメンバー各位に送ったメールと、そこに返信してくださった方々のメールを以下に続けます。
 
 ・・・東北関東大震災
   被害に遭われて亡くなられた方々のご冥福を祈ります・・・・・
 
3月11日金曜日、午後14時46分頃、三陸沖を震源としたマグニチュード9.0という巨大地震が発生。明治以降観測史上かつて無い規模の地震とそれに伴う“津波”。死者の数はおそらく万単位にのぼると予測されています。更に福島原発へも影響は及んで、被爆者の数は増えつつあります。東京電力は地域ごとに送電を止める「計画停電」を実施することを発表。各地域を5グループに分けて毎日3時間づつ行う「輪電停電」は、3月のみならず、4月にまで及ぶことも懸念されます。交通機関への大きな影響もあり、3月のクレドのショーは、或いは見送りということも考慮しなければならないと考えています。詳しい情報は追ってお知らせいたしますので、クレドのWebサイト、ブログなどご注意頂けますようお願いいたします。

                3/15
おはようございます
昨日は西武線の運休で帰宅に4時間かかりました。今日は休みですが、水曜日以降の通勤に頭が痛いです。ディサービスは一人暮らしのお年寄りが多く、休業するわけにはいきません、また主人はハンセンの施設です、生活している療養者を放置するわけにもいかず勤務問題は深刻です。
ガソリンも20リットル制限で長蛇の列、しかもあっという間に売り切れ続出今後の入手がどうなるのか、さっぱりです。
また輪番停電は昨日の東電発表では4月末までとあるので、27日は2週間後ではなく、まだ2週間であると思います。
被災地の状況も好転するどころか、被害が増してる状況で2週間で終息するわけはなく、今後1ヶ月以上非常事態であることから、キャットショーどころではないというのが我が家の見解です。
6月のショーで復興チャリティーを行うのはぜひ、と思います。          H.O

Subject: Re: クレドキャットショー32ndの件

おはようございます。
現在、会社からは自宅待機を申し渡されております。私の居住地区では、午前6時50分から10時前まで初の計画停電が行われました。
停電から復旧してみると・・・
福島原発が更に深刻な状況になっていることに驚きました。政府や東電はもっと正直に現状を発表すべきです。放射物質の拡散具合によっては、通常生活にも影響があるでしょう。これは「中止やむなし」です。
この選択は正しい選択であったと思います。                          I .K

4月のECCに続いて、ショーナンも中止になりましたね
これは賢明な判断だと思います
17日のリジョンのショーの頃も状況があまり好転していない気がします
ガソリンの供給はいつごろ落ち着くのでしょうか?
私は最近通勤難民です、朝は動いてる電車もお昼以降は運休~
夜遅くならないと動かない始末です
職場のディでは利用者を送迎する車のガソリンが確保できなくなる可能性も出て来ました
後4日ぐらいしか、確保できない!!
自宅待機?になるかもです。まあ仕方がないかもですけど・・
被災地の孤立した避難場所でさらに生命の危険にさらされている方を思うと、そちらを優先して~と思います
利用者さんの90歳の方が「被災者と同じよ」、と暖房を付けずに頑張って電気節約だそうです我が家も11日から暖房つけていません、着ぶくれしています(笑
息子は部屋でダウン着て、真っ暗な部屋でPCを見ています(爆笑
さて、被災地の状況はあまり好転していないので、やきもきします。
こちらは原発騒ぎで水の買い占めなどが起こり、浅ましい心が見え隠れして、心が荒みます。
仙台の友人も元気で何とか生活してるようですが未だにガスが通らず、震災からまだ1回もお風呂に入れてないようです。
そんな友人の親友さんの生還の話を聞き、命の線引きってなんだろう?って思います。
その方は石巻の漁港で働いていたのだそうです。
 ...............................................................................
『2時間も雪降る中汚水海水に浸かって一昼夜ずぶ濡れで、しかも避難場所は、冷凍庫だなんてwwwそれにw
足の付かない場所でしがみついていたんじゃなくって足の付かない場所に、両手を広げて沈まないように手を張っていたんだってさ。
水が胸まで下がるんだけど、そこで力を抜いたら次の波で死ぬんだって。
次の波は、鼻まで押し寄せるんだって。
「オリンピックに出れる程だよw  胸の筋肉未だに痛いんだけどwww」
と言うのが、一週間後の彼女の自慢ww
低体温で、気絶もしなかったのが不思議。』

 『水に浸かっている時に、目の前で車がくるくる回りながら流されて行くのを見ながら耐えた』とか・・・。
それでも、風邪も引かずにね、冗談まじりに、話す姿に、人って強いなぁ~~~って。
足が付かない状態で、首まで水に浸かって2時間なのに、恐怖よりも、子供の為に死ぬわけにはいかないって、気力って、すごいなぁ~~って、色々考えさせられたよ^^』

何とか避難した先は停電してたとはいえ、港の冷凍庫で、助かった後にその事が分かったのだそうです。
何人の人が絶えられずに絶命したのでしょうか、そう思うと、ほんと何が運命を分けるのでしょうか。
世界ではあちらこちらで支援が広がっていて、ありがたい事です
特に音楽関係の素早い行動に目が行きます
明日の早朝3時(ドイツでの開催)に開演のベルリンフィルとベルリン・シュターツカペレ、ラトルとバレンボイムの2大指揮者の共演という、通常ではありえない支援コンサート、ネットでも配信するので、1200円のチケットを買えば参加出来ます。収益は全額寄付です。
http://www.digitalconcerthall.com/ja/concert/2896

これに先駆けて、ベルリンフィルからのメッセージも配信されていました。
http://www.youtube.com/watch?v=od49LF_x30w

それ以外ののも外国にいる日本人を中心に支援コンサートが目白押しです。
http://www.facebook.com/japanarts

 ロシアの指揮者、ゲルギエフは大掛かりな支援を計画。
http://ja-opera.seesaa.net/article/192309584.htm

 また、パリを拠点として長期的な支援を目的とする、民間団体が旗揚げされています。
http://japonaide.org/ja/about/

日本語、フランス語、英語で見る事が出来ます。
すでにいくつかのコンサートが終わり、義援金もかなり集まっています。
ぜひ、フランスの方にも宣伝して下さい
インターネットラジオにも多くの情報が来ています
http://blog.ottava.jp/ottava_conbrio/

メキシコの在住の台湾の方の支援は、とても温かいものを感じました。
6月のクレドのショーも何か出来たらと思います。   H.O

       ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
      
     kirdcoon さんの日記から
          2011-03-12 20:00:00 
東北地方太平洋沖地震@三浦半島西の付け根付近。
テーマ:東日本大震災
 
「東北地方太平洋沖地震」で被災された皆様、そのご家族の方々に対しまして、心よりお見舞い申し上げます。
また、この地震で亡くなられた方々の御冥福をお祈り申し上げます。

昨日、14時46分頃に起こった「東北地方太平洋沖地震」。
その時の私は勤務中で、たまたま会社のメール室で片付けをしていました。

ガタガタガタガタ・・・・・。

床は全く揺れずにメール室のドアが軋む音や、メール室の隣に設置されている自販機に、業者さんの定期補充点検があり、ガタガタガタガタという缶やペットボトルを入れる音が響いており、当初は地震だとは全く気が付きませんでした。
そのうちに、一緒にいた他部の方と雑談をしながら「これって地震」と、やっと気が付きましたが、直ぐに収束するであろうと思っていました。
しかし、揺れは大きくなる一方・・・・・。
とりあえず他部の方や自販機業者さん、そして清掃の方達と一緒に同じフロアーにある警備さんが常駐している防災センターへと行きました。
壁につかまらないと立ってはいられない程の揺れ。直ぐにテレビを付け情報収集。
長い長い揺れでした。揺れが収まり、所属部署へと戻りました。
全員がテレビを凝視していました。家族に連絡を取ろうにも携帯はつながらない。
たまたまオットが有休を取っており、自宅にはいるだろうが、猫達がとても心配。
社内にある公衆電話で掛けてみても、家電もはつながらない。。。
試しにメールを入れてみたら、暫く時間をおいてから返信が。
「家の方は大丈夫。でも電気、ガスは止まっている。」というものでした。
人間と猫が無事であれば、取り敢えずは安心。
定時になったので、サッサと退社。
電車は不通だが車通勤なので、渋滞が始まらないうちにと急ぐ。普段なら、急ぐ時には高速を利用するのですが、こちらは通行止め。停電のため信号機が使えず、大きい交差点では警察官が誘導しており、途中までは順調でした。
しかし、鎌倉が近付くにつれ渋滞に。しかも、停電しているらしい。
日が落ちると周囲は真っ暗。車のテールランプが唯一の灯り。北鎌倉辺りでは、お土産を持った観光客と思しき方々を多数見ました。
何も出来なかったけれど、真っ暗な中、心細かったでしょうに。。。
私が中学生の頃、鶴岡八幡宮近くに住んでいた友人から「関東大震災の時には、八幡宮の三の鳥居まで津波が来たんだよー」と聞いていたので、大津波警報にビビリながら無事に鶴岡八幡宮前を通過し、結局、自宅に着いたのは午後21時・・・。
道中、部分的に停電から普及した地区もありましたが、我が家のある地区は真っ暗。
携帯の灯りを頼りに移動。車庫に入って来た車の音に気が付いたオットが、玄関に迎えに出てくれました。
猫達もわらわらとお出迎え。皆、無事で良かった!
ニュース等の情報を見ると、亡くなられた方、また行方不明の方のことを思うと、
自分達のことばかりで安堵することは出来ませんが。まさに「なんでもない日、おめでとう」。普段通りの生活が送れることが、とても有難いことなのだ、と改めて思いました。

Never forget 3.11   (2)

  • 2014/03/12 05:55

VOL 47 .2012   C.A.T.CREDO 会報より

・・・・・・・このVOL47はクレドが発行した最後の会報になってしまいましたが、新しいメンバーの方々にも読んでいただきたく、数回に分けて掲載させていただきます・・・・・・・・

                            東日本大震災

3月11日午後2時46分に宮城県牡鹿半島の東南海底に発生した、最大震度7の地震と、高さ40mにも及ぶ大津波による被害、またそこから派生した福島第一原子力発電所事故による放射能汚染の被害は、人々の生活に多くの問題を投げかけたまま、ほぼ1年以上が経過した今も、解決に至っていない。

(Wikipedia より)

警察庁は、2012年(平成24年)7月18日現在、死者は15,867人(宮城県が約6割)、重軽傷者は6,109人(宮城県が約7割)、警察に届出があった行方不明者は2,906人であると発表している(ただし未確認情報を含む)[2]。日本国内で起きた自然災害で死者・行方不明者の合計が1万人を超えたのは戦後初めてであり[48]、大津波や大震動に襲われた青森県から千葉県までの太平洋沿岸を中心に、1都1道10県で死者・行方不明者が、また1都1道18県で負傷者が発生した[2]。

また、高齢者を中心に、避難所で死亡する者も相次いでいる[49]。避難所の不衛生や寒さによる死者は、2011年3月末までに280人を超えた[50]。2012年3月末時点での集計で、震災関連死と認定されたのは1618人で、最も多いのが福島県の764人、次いで宮城県で636人、岩手県で179人などとなっている[51]。

また、ここに記載はないけれど、被災したペットたちは数えることが出来ないほどの
数に及んでいることと思う。クレドでは、キャットショー毎に「義援金」を募り、支援団体に送ることを心がけ、出来る限り継続していきたく思っているが、月日が経ち、記憶が薄れるに従って、支援は難しくなっていきそう。それでも、私たちにできることがあれば、何かを行っていきたい。このクレドの会報に、1年前のあの時のことを残しておくことが、3月11日に起きたこと、またその後続けて起こった福島原発の放射能被害の怖ろしさを、決して忘れないことの一助となればと願い、そう信じて、今回は3/11特集号と致します。

 主にhikoma日記が中心になりますが、Kirdkoonさん、O.Hiromiさんなどのご協力をいただきました。また、穂高忍様には被災ペットたちへの募金運動に多大なご協力をいただき感謝しております。キャットショーごとのワンコイン募金、臼井犬猫病院に置かせていただいている募金箱、金尾様よりのショーごとの御寄付などは、今後も被災地で動物救援に当たっておられる末長獣医師に送らせていただきます 

hikoma日記

 

東日本大震災3月11日、その日
わたしは・・3/11/2011                                     hikoma
その日、私は遅い朝ご飯の支度で、炒め物の最中。グラグラッと揺れたので、一旦ガスの火を止めて、耳をすませた。
カチャカチャカチャではすまなくて、ガタガタガタっと家具や食器はこれまで聞いたことのないほどの大きな音を立て、床が浮き沈むに至って、私は台所からリビングに移動、ズルズルッと動き出していたテレビを慌てて押さえたまま動けなくなっていた。
猫たちはじっと息を潜め、どのくらいそのままの状態が続いたのかわからない。
今まで経験したことのない大きな地震だと思った。でも、その時はまだ日本における観測史上最大の規模であるなどとは考えなかったし、ましてその後の放射能汚染の怖ろしい影響などに思いは至らなかった。
(自宅で)
セロリのスープを作るため、ジャガイモ、人参を先に火にかけ、束ねたセロリを盛大にざく切りしていたその瞬間、足下に大きな衝撃、どっどっどっ 突き上げてくるような衝撃、次いでぐらぐらっゆ~ら ゆ~ら   あ、地震!
すぐにガスの火を消し、キッチンから居間に入るまでにもグラグラして足下がおぼつかない。
高さ2メートル近い2台のケージは無事、書架もしっかり壁に固定してあるので大丈夫、でも、テレビ・ビデオデッキが床を滑りはじめている。両手で押さえて揺れがおさまるのを待つ。猫たちは毛を逆立てて大恐慌。ボンベイの姫路はトイレに蹲ってしまって硬直。
ひとり、オハゲにゃんだけは、そんな状況の中慌てる様子もなく必死でテレビ台を押さえている私の足下にまとわりついている。この子のお陰で、私はパニックになることなく対処できたのかもしれない。
ながーい ながーい時間が経ったように感じられた。
潔さんもやっと起き出したようで、階段を上ってくる足音にほっと一安心。

テレビ台を固定してもらうのを待って、すぐに教室のあるS市内に向かうが、車を運転していても、何となく地面が揺れる感じが不気味。
山から下って、町中に入ると、交差点の信号機の点滅がない!
車は、相手の出方を見ながら、ノロノロと走行。かなり多くの信号を通過するが、大きな交差点だ
けはお巡りさんが手旗信号。行きはまだ良かったが、帰りは何台か事故が起きていた。
(教室で)
教室に着いて、もしかしたら、古い建物だから崩壊しているかと、運転しながら伸び上がってみると、あぁ、なんとか屋根が見えた!柿の木、山茶花などの大きな木々も健在!でも、車を停めて路地を入っていくと・・・・
古い方の建物は無事ではなかった。縁側の部分の屋根が大き崩れて、その下の天井は崩壊、廊下は屋根から落ちたゴロゴロした大小の粘土のかけらと土状のゴミが散乱。
でも、教室内は、問題集が机から床に落ちた程度。奥の部屋にいるチャチャはどうした? 私の気配を察して鳴いている声が聞こえていたので、無事はわかったがお顔を見るまで不安。ドアを開けると、いつものあのやたらに大きくて長いボディが心なしか小さく縮まって見えはしたが、それでも、すり寄ってくる頭を撫でると甘えて足に抱きついて放そうとしない。重い身体を抱き上げて、暫くそのままに。
ふぅ~っと満足の溜息とともに、チャチャの身体から緊張が解けていくのを感じて、その後は泥の散乱をお掃除。
いずれにしても、停電したままなので、授業は無理。それでも教室に来るかもしれない生徒を待って、前の新しい方の教室で、暗いなかF先生と、高校生の生徒たちと、ボリボリとラスクやおせんべいをかじりながら時を送る。窓の外、異様に赤い夕焼けが妙に美しく感じられる。
「先生、今日、授業ある?」
やはり何人かの生徒達がやってきて、それぞれに休講を告げて、やっと帰宅。
(再び自宅で)
家の方もまたこれ悲惨な状況。
ガスはプロパンなので、使用できたが、電気が停まると我が家は水道が使えなくなる。
潔さんが下の沢まで降りていってはお水をくみ上げること数回。
暖房が気がかりだったが、灯油ストーブを復活させて2台、猫のお部屋の暖房もこれで何とか一応は間に合わせが出来る。

食事の支度、先程作りかけていたセロリのスープを暖めて、あり合わせで済ませるが、
その準備も懐中電灯と小さなろうそくが頼り。心許ないこと限りなし。
さて、それから、問題は旅立ちの支度!
土曜日に、私は韓国のショーのため出かけることになっていた。
海外旅行と言っても、もう度重なっているので、準備など、いつも前の晩ギリギリに。
そんなずぼらさが災いして、今回は最悪の事態。それでも暗い中、なんとか支度を整えて、でも、出にくい。。。。
「気をつけて行ってこいよ!  絶対無理するなよ!」
“やめろ”と言われるのを覚悟していたが・・
さすがに、私のこと、もう十二分に理解した上での潔さんの言葉。

スミマセン、でも、ジャッジを受けたからには、何があっても出来る限りのことをしなければならないのがコントラクトを交わしたジャッジの責任。
日本のジャッジは・・・・と言われないために、とにかくベストを尽くさねば、と言うことで後ろ髪を引かれる思いで家を後にしましたが、3月12日の土曜日は、これまで私が経験したことのない最悪の1日になること、その時点ではまだ全然予想も出来ませんでした。

大地震、その後                           - 2011/03/17(Thu) -
3/11日に起きた、東北・関東大地震、その影響は私たちの日常生活に大きな影響を与えています。まず、ガソリンが入手できなくなりました。私の居住区では、ガソリンスタンドは全て閉鎖、暖を取る灯油も全く手に入りません。スーパーではお米、牛乳、卵、インスタントラーメン他インスタント商品が全て姿を消してしまっています。
また、計画停電は3時間ほどが実施されていますが、その停電時間帯にあわせて仕事のスケジュールも、日常の様々なことも、予定を考えに考えて行わなければなりません。
例えば、トイレに行く時間、お風呂に入る時間帯などまでも・・・
物資が不足しているわけではない、「買いだめ」が原因と言われていますが、ガソリンが入手できなければ、お店に行けた時に購入しておかなければというせっぱ詰まった心理に、どうしてもなってしまうのです。人間の場合はまだなんとかしのげます。でも、猫達に必要なものは、「買いだめ」しないわけにはいかない。。。。。。
今日、私はトイレ砂と、ペットシーツ、猫缶を大量に買い占めました。
レジの方に、「ごめんなさい、ガソリンが購入できないので、今買っておかないと猫たちが・・・・・」と、弁明しながら。
この状況がいつまで続くのか、全く見通しは付かない。せめて、猫たちが緊急の病気にならないことを願うしかない・・・・・です。
病院までのガソリンがないのです。。。。。
 
待たれる「春」の到来!
           - 2011/03/18(Fri) -
昨夜は6:20分から10時までの停電、3時間以上もじっと待っているのも辛いので、蝋燭の光りを頼りに大根の皮をむき、大きなお鍋でふろふき大根を作ることにしました。
ストーブの上で、大根が良い匂いを漂わせはじめて、部屋中にその匂いが広がっていくと、それまでしーんと静まっていた猫たちがざわざわ起き出して活発に動き始めます。
食事時が近いと思ったのでしょう。
蝋燭の灯のもとで夕食。じっくり煮込んだふろふき大根が美味しい!
兵庫から届いたイカナゴも最高!沖縄のもずくも、良いお味!
美味しいものを食べられる幸せ、改めて噛みしめています。
停電は、今後長期化し、1日3時間半が2回になるそうです。
寒さもかなり厳しいので、雪まで降り始めたという被災地の方達のことを思うと、せめて「春」の到来が少しでも早くと待たれます。
 
東北関東大震災 1週間後
             - 2011/03/20(Sun) -
(来年の今頃は、“どんな気持ちでこれを読み返しているだろう”などと
1年後に思いを馳せながら・・・)

3/17~3/18の日記

かなり厳しい冷え込み、猫たちのお部屋はデロンギで暖房中だが最強にしても11度。
バーミーズは短毛、それもかなり寒がりなので、普段からお部屋の保温にはかなり神経を使っている、でも、灯油が手に入らないのでもうお手上げ。
フリースや温かそうな猫ベッドでなんとか暖を取らせているけれど、どうにもならない。。。。。
停電中だけは、なけなしの灯油でファンヒーターを作動しても、ギリギリ・・・
人はどんなにしても寒さを我慢できるけれど・・
とうとう体調を崩す子もでてしまった。
明日は何時間待ってもガソリンと灯油とを確保しなければと、決死の覚悟で朝6:30に家を出て市内のスタンドを巡ってみるけれど、どこのスタンドも「入荷無し」の立て看板。
ところが、町の外れに車の行列が!
最後尾は?
ノロノロと、最後尾を探して走っていくと、なんと2キロほど先まで行列は続いている。それでも、今日ガソリンを入れておかないと、山から下りられないと思うと必死!
1時間、2時間・・・
3時間待ちは覚悟と聞いていたので、あともう1時間と時計とにらめっこ!
それにしても・・・・長い行列、なぜ進まないの?
と思ったら3メートルほど前の車が前進、あ、とうとう給油が始まった!
でも、そこでまたストップ。多分あきらめて列から離脱した車があったのだろう。
3時間も過ぎ、4時間も過ぎ、7時に並んでから4時間半。突然車の列がどんどん動き出した。
あぁ、やっと!
ところが、なんと、あれだけ待たされて、「本日の入荷はありません」ですって!
先頭の車は朝の4時から待ったそう。
仕方なく、一旦仕事場に車を置いて、歩いてお買い物に。
14,5分のところのスーパーを目指して歩いていると、赤い灯油のポリタンクを持った人たちがカインズ目指して走っている。そういえば、いつも猫たちのフードやトイレ砂を買っているカインズ、灯油も販売していたなぁと、そちらを見ると、まさしく灯油販売中!
お財布一つで出てきてしまったのを後悔したけれど、すぐにカインズでポリタンクを購入、列に並んで1,8L 灯油、買いました。
ところで、買えたのはいいけれど、車までどうやって運ぼうか?
きょろきょろしていると、突然目に入ったのが、貸し出し用の台車。
拝借して、ポリタンクを載せてガラガラガラガラ台車を引き、車まで遠かった~
ガソリンはダメだったけれど、灯油が手に入った!
あ、それから牛乳も1本だけ買えた!
神様、ありがとう!

ACジャパンのコマーシャル
                             3/21
TVをつけると、オシム監督の脳卒中予防、仁科亜希子母娘の子宮頸ガン予防など、同じコマーシャルが繰り返し繰り返し、不快感を感じていたのは我が家だけではなかったようだ。
「しつこい」、またCM最後に流れる“エイ シー”という高音が「不快感を増す」といった苦情と抗議の電話が殺到、それだけでなく、「今から刃物を持って押しかけるぞ」との脅迫電話まであったそうで、関係者は困惑、遂に『「東北地方太平洋沖地震」にあたってACジャパンのCM放送についてのお詫びとお知らせ』なる謝罪文をHPに掲載するに至った。これまでACジャパンは、マナーやモラル向上などの社会啓発的なCMを制作しており、3月11日に起きた東北地方太平洋沖大地震によって、多くの企業が自社CM素材の放送を自粛され、ACジャパンのCMが代わりに放送されることになったようだが、金銭的なやりとりはTV局との間にはないそうで、事情を知ってみれば、なんだか“お気の毒”に思えてくるが、それでもオシム監督、仁科母娘のお顔には“No,thank you." と、やはり言いたくなってしまう。今夜は18:20~22:00まで3時間40分の停電のはずだったが、始まったのは19:00、通電したのが21:00と2時間だけの停電だった。
教室の庭に、夏蜜柑が多くの黄金色の実をつけていて、先日20個ほど収穫。昨年夏の猛暑の影響か、今年は苦みが強くて、そのまま食べる気がしなかったが、せっかく成った実をそのまま放置するに忍びず、停電時間を利用して夏蜜柑ジャムを作った。ヨーグルトに入れて食べたら美味しい!
普段出来ないことも、こんな時だから出来る、そう考えたら、時間と手間暇かかるお料理に、停電の時間帯は大いに利用価値がありそう!  次回は何を作ろうか?

危機的状況   福島1号炉の危険
    - 2011/03/24(Thu) -    7:23am
みのさんの朝のニュース番組で、福島1号炉が非常に危険な状況に瀕しているという。これは金町浄水場の放射性ヨウ素の問題どころではない深刻な問題。
規制値を上回る数値が検出されたということで、昨日は大騒ぎ、でも、もし、1号炉が爆発したらそれどころではない、高濃度の放射能が東北関東に飛散することに・・・・・
他の番組ではまだなにも触れていないので、今後どうなるのか気になりながら、お休みなさい。

水の問題
東京都葛飾区の浄水場からの水道水に放射性ヨウ素が検出され、1歳未満の乳児には摂取させないようにとの求めが都から出された。先日、原発からの放射能の飛散が発表されたときに、水道局に勤務する友人から、沢水使用はしばらく控えた方が良いとの忠告もあって、仕事場から水道水を持ち帰って使用するようにしていたが、浄水場ですでに放射性ヨウ素が混入していたら、無駄?
浄水場での水処理は、汚れや匂いの除去であって、放射性物質の除去は想定していないという。もちろん、家庭用の浄水器も役立たない。と言うことは、消毒薬(?)の匂いのある、不味い水道水を持ち帰ることは何の意味もないこと?
「だから言ってるじゃないか。」潔さんはそう言う。
毎日摂取しても問題はないと、政府は発表、でも、人の何倍か小さい猫たちにとっては・・・・・・・・
それに、今、我が家には生まれて40日ほどの赤ちゃん猫がいる。こちらも、人間の赤ちゃんとは比べようがないほど小さい。せめて、この赤ちゃん猫と、猫たちの飲み水分だけの安全なお水を、確保したい!
でも、きっと明日には全てのショッピングセンターから「水」は消えているでしょうね。。。

水の危機
                   - 2011/03/25(Fri) -
日本がこれまで世界に誇ってきた
“水”、水道の蛇口をひねってそこから流れ出る水を、いままでだれも疑うことなく飲んできました。日本の“水”は、世界の垂涎の的であったはず。それが、今、福島を中心に広範囲に渡って汚染されてしまいました。
昨日高い指標を示した金町浄水場の値は、今日は下がって、摂取制限解除、それでも乳児にはまだ要注意ということです。福島県に隣接する栃木県、その栃木県に私は住んでいます。過剰に反応する必要はないといわれても、報道機関の発表をそのまま信じることも出来ません。“人”に関しては、過剰反応することを止めました、ただ、猫たちは守らなければならないので、乳児には注意と言うことであれば、やはりお水、気を遣います。
「ミクロの膜でダイオキシンなどの有害物質を完全カット」の『良水オアシス』、3,8Lボトルが500円、一人一本でしたがそれを購入、かろうじて猫たちの為のお水を確保出来ました。
(ここで、また朝の“みのさんのニュース”から)
セ・リーグの開幕もパ・リーグと同じ4/12になったとか。
今のように「節電」を奨励され、計画停電が行われても、誰もが黙ってそれを耐えている今、いったいなにが野球?と、反発こそあれ、支援する人など・・・
なんども変更し、見苦しいことこの上なしですね。
今週末の計画停電は中止になったものの停電はまだ当分は続きそう。

『アヴェ マリア ~究極の安らぎを求めて』
いつの間にかCDボックスがいくつもいくつも増えて、自分でも何を持っていたのか、忘れてしまっていた、そんなCDの中から潔さんが「停電中はこれ聴こうよ。」と見つけ出したのがKing Recoadsの「Ave Maria」。
『アヴェ マリア ~究極の安らぎを求めて』
 ルネサンス、バロック、古典派、ロマン派に至るまでの様々な時代から、様々な作曲家から、選ばれた心を癒す究極のヒーリング ミュージック。
  昨夜11:32、また大きな地震。震源は宮城県沖、震度6強。ガス、ストーブの火を消して、揺れがおさまるのを待つ。もしかしたら、また宮城県の被災地で津波発生かと危ぶまれたが、その後、間もなく津波警報は解除。
 「あのような大きな地震があった後なので、当分地震はもう起きないでしょう。」
 昨日、1ヶ月ぶりで猫たちを連れて獣医さんに向う車の中、ラジオから流れ出る
「朧月夜」など、日本の歌を心地よく聴いていると、その合間にゲストの音楽家の方、なにも不安を持っていらっしゃらないようなお話しぶり。
「いえ、まだ、安心はできないようで・・・・・なにがあるかは・・・危険には備えておかなければ・・・・・」
 女性アナウンサーのフォロー、慌てて困った様子がリアルに伝わってきた。でも、その音楽家の方には、あまり伝わらなくて、その後も、「これからはさくらの季節だから、東北地方に行ってさくらを観光しましょう」などと、のんびりとお話しが続いていく。
そのたびに女性アナウンサーの必死なフォローは続き、思わず苦笑。
 “まだまだ安心できないのよ! 余震がもっと大きいという場合もあるというから。”そんな風に独り言を言いながら運転していたが、まさにその怖い余震がまた襲ったわけ。震度は6強でマグニチュード7,4、揺れ方は嫌な感じの突き上げるような不気味さがあった。岩手、青森、山形、秋田の東北4県が全域停電、怪我人も多くでて、新幹線は一時運行見合わせ、東北自動車道などにも通行止めなどの影響が出た。問題の東電からは、原発には何も異変は生じていないとの発表があったが、本当に?避難所にいる方達はどのような不安な一夜を送られたことでしょうか。地震学者の解説によると、この地震は3/11日の余震であると考えられるそうで、今後はまたこの余震の余震がおきる確率は高いとのこと。ガソリン、灯油など、しっかり備えを固めておくことが、当分の間はまだ必要な気がする。
 東電から、計画停電の廃止が発表されました。
使用者の節電への関心、協力が広範囲にわたって浸透してきた結果、需給バランスは著しく改善を見せたので、東電は計画停電を「原則不実施」とすることになったそうです。この計画停電、実施された当初から、公平さを欠くという大きな問題を抱えていたので、どのように対処するのか関心を持ってみてきましたが、結局「廃止」ということになり、計画停電対象グループにあった私はとにもかくにもホッと一安心も二安心も。
それにしても、節電、今後各家庭15パーセントの節電をと呼びかけられても、どれくらい節電すれば15パーセントになるのか???出来ることならば、各家庭に節電表示板を東電からサービスするというのはどうでしょう。
「今、お宅の節電は○○%に達しています。」
もし、そのような表示板があったら、節電も楽しくなるでしょうね。
突然、思わず耳と目がTVのコマーシャルに惹きつけられた。
 
「見上げてごらん 夜の星を」
 矢沢永吉さんから始まって、宮沢りえさん、萩原健一さん、近藤真彦さん、本木雅弘さん、松平健さんなどが短いフレーズを歌い継いでいく。気をつけてみていると、他にも「上を向いて歩こう」バージョンもあることに気がついた。
 調べてみたら、なんと71名の歌手、俳優の方達がバトンリレーで登場。もっともっと見たいと思っても、あっという間の60秒、なんと貴重な60秒!
これこそコマーシャル!!!
今の時期になんとふさわしい、そしてなんと魅力にあふれた“歌リレー”。
拍手喝采、ブラボー!
 
余震未だ止まず
                          4/11
昨日は11日、震災から1ヶ月、余震未だ止まず。仕事に向かう途中、5時16分、携帯が大きな音でエリアメール「緊急地震速報」を伝えてきた。
これまで携帯にエリアメールが入ったのは9回、4/11日を入れると10回の速報がはいっているけれど、3/11日はない。
 震度が大きいのも小さいのもあわせると100回以上の余震が発生しているそうだ。
 昨日は、かなり大きくて私の居住区では震度4強。運転中、エリアメールの大きな音で、急ぎ車を道の端に寄せて停めると、その瞬間大きなうねりが襲ってきた。車ごと波に乗ったような感覚!
 車外に出ようかどうしようかと考えていると、間もなく揺れはおさまった。エンジンをかけて車をスタートさせたものの、不安は増すばかり。猫額の我が家は、山を切り崩した斜面に建っている、
 3/11の地震では、あとで気がついたが、大きな樹が倒れてきていて、もう少しで家を直撃、危ないところだった。潔さんの焼き物窯の屋根はほとんど全壊だったし、繰り返し発生する大きな余震に崖崩れの心配も出てきた。地震学者諸先生によると、マグニチュード9という大きな地震が発生した後には、マグニチュード7程度の余震は少なくても10回程度は起こりうるとか。
 野に満開の菜の花、木に満開の桜を見ても、心休まらない日々。日本列島、無事に存続していけるのだろうか?
 
レヴェル7             4/13
連日暗い話題ばかりで申し訳ありませんが、遂に福島第一原子力発電所の事故の国による評価は、事故発生直後の「4」が3月18日に「5」に、そして20日以上たった4月12日になって最悪の「7」に変わりました。チェルノブイリと同じレヴェル7です。政府の説明では、「チェルノブイリは爆発によって大きな放射能が飛散、でも、今回の福島原発は徐々に流出と言うことで、同じに考えることはできない。」だそうだが、そうでしょうか?
日本に居住していた外国人の多くが帰国、海外からの旅行者はぱったり途絶え、外人旅行客に支えられていた観光名所は、火が消えたよう・・・・
 “放射能に汚染された国” それが今の “日本”。
 福島原発の炉が冷却できなくなれば、いつ爆発が起きてもおかしくない状況、「自粛」をすることで経済に影響が出るのを恐れて、「自粛」を止めようモードが今始まっていますが、このような時期に楽しく旅行が出来ますか?お花見、出来ますか?少なくとも、原発がどのように収束するのか、避難している方達がどのような生活の基盤を確保できるのか、それがはっきりしないうちは、自粛するなと言われても、気は滅入るばかり。家族と共にいられる時間をただただ大切に守りたい、それだけです。
 
「気になる言葉」
   ・・・やさしい日本語   4/20
 NHKラジオ、梅津まさきアナウンサーによる「気になる言葉」から。
「やさしいにほんご」
災害が起きた時、その災害地にいる外国人にとって、緊急時の放送が理解できず、逃げ遅れる人たちが多かったという1995年に起きた阪神・淡路大震災。それをきっかけに弘前大学の佐藤教授が「外国人が避難する際に役立つように、難しい言葉をやさしい日本語に言い換えよう」と取り組んで作成したのが「やさしいにほんご」。
たとえば「余震」・あとから来る地震。
「避難所」・・・みんなが逃げるところ
「炊き出し」・・・温かい食べ物を作って配る、お金はいりません
「情報」があっても、瞬時にそれを理解することができなければ、そこで生死が分かれることもある災害時。
『今朝5時46分ごろ、兵庫県の淡路島付近を震源とするマグニチュード7.2の直下型の大きな地震があり、神戸と洲本で震度6を記録するなど、近畿地方を中心に広い範囲で強い揺れに見舞われました。』を、以下のように『今日、朝、5時46分ごろ、兵庫、大阪などで、とても、大きい、強い地震が、ありました。地震の中心は、兵庫県の淡路島の近くです。地震の強さは、神戸市、洲本市で、震度、6でした。』と言い換えるだけで、ずっとわかりやすい内容になりますと佐藤教授。「災害時の文章表現のための訓練」は、やはり日常生活で、言葉の使い方やものの言い方に気をつけることから始めなければならない、外国人のための「やさしい日本語」は、日本人にとっても「やさしい」、確かにそうだと思います。佐藤教授の研究室では、「やさしい日本語」作成のための「ガイドライン」も作成していて、1文の中に、主語と述語は1組だけにするとか、文を短くして、文の構造を簡単にするなど、ルールがいろいろあるそうですが、やはり何といっても常日頃から、人にわかるよう表現することの訓練、そのための国語教育が必要だと痛感しました。教育と言っても、これは、なにも学校や塾に頼る必要はなく、家庭の中で十分出来る訓練、“家庭の言葉環境”、改めて見直すのも大切ですね。

宮古のカイ君    5/28
3月11日、津波で大きな被害を受けた宮古には、hikomaからカイ君という男の子がお世話になっていました。仔猫の時に、あるハプニングがあったことで、私自身の思い入れも強かったカイ君です。オーナさんになってくださったTさんは、それはそれは彼を可愛がって、T家のファミリーの大切な一員であったカイ君でした。震災後一番最初にお電話しましたが通じない、その後も連絡はつかなくて、もしかしたら最悪の事態に遭われたのか、でも地図で確認すると津波が襲った海岸からはすこーし距離がありそう、もう少し時間をおいて、またお電話してみよう、そう思いながら、なかなか思い切ってお電話できず、でも、やっと先週末に恐る恐る番号をプッシュ、胸を押さえてコールの音を数えました。と、ほどなく懐かしいTさんの声が!
カイ君も無事とのこと。
 手放しで喜ぶわけにはいかないことは重々承知してはおりますが、でも、でも、やはり嬉しかった。。。。。。。。。
 未だにTVのニュースを観ることも、ラジオで聞くことも出来ない私ですが、(涙が止まらなくなり、眠れなくなるので・・)6月末に行うキャットショーでは、会場に、被災した動物たちへの支援をお願いする募金箱を設置、以後“継続して”行っていこうと考えています。
 1回切りで終わらせることなく、継続していくことが、多分必要だと思いますので。

[被害に遭われて亡くなられた方々のご冥福を祈ります・・・・・
 

 

Never forget 3.11   (1)

  • 2014/03/11 16:11

震災の被害に遭って亡くなられた方々のご冥福を、こころよりお祈り申し上げます。

3月に入って、凍てついていた山道もようやく氷が解けて、春到来と安堵したのもつかの間、昨夜はまた雪が舞う寒さ。 明くる今日、3月11日、忘れもしないあの東日本大震災の日。     もう3年と思う一方、まだたった3年しか経っていないとも・・・・・被災地の復興が伝えられてはいても、未だに仮設住宅に暮らしていらっしゃる方々は多く、 原発の被害のあった福島では放射能の影響が、解決しない大きな問題となって残っています。  新しい生活を始められた方々もいらっしゃるでしょうが、失われた数え切れない多くのもの、多くのこと、心の奥にしまってのスタートだと思います。  メディアで報道されているのは、ほんの一部でしかなく、被災地での動物たちの生活は依然として支援・援助の手を必要としています。  クレドでは、3/30日のキャットショーで、募金箱を設置し、皆様の暖かいご支援をお願いするつもりでおりますので、よろしくお願い致します。

(3年前のこの時間、私は家のことは主人に頼んで、自宅から30キロのところにある仕事場に向かっていました。 車を運転していても、まだ大地の揺れが感じられ、点滅のなくなった信号機は斜めに傾き、十字路では向こうから来ている車、こちらから交差点に入る車、お互い恐る恐るお互いの出方を確認し合っての通行となっていました。 教室の無事を確認し、一安心致しましたが、2階の窓から見えた西の空の恐ろしいまでの赤さは、これからも決して忘れることはないでしょう。16:45) トモナリ

 

 

TICA ミニッツ

  • 2014/02/18 06:24

1月24日から26日にかけて行われたTICAボードミーティングで、バーミーズ・ボンベイのカテゴリー変更に関しての動議が出されました。この件に関しては、前アジアリジョン公式サイトにも投稿していますが(この投稿に関しては、残念ながら現在は閲覧不可能な状態となっいます。)やっとTICAミニッツが出て、バーミーズ/ボンベイブリードグループのカテゴリー変更は否決されました。議論については書かれていないため、詳細をお知らせできないのが残念ですが、賛成はしたものの、否決されて良かったと胸をなで下ろしています。 また、ノルウェージャンのアンバーは認められました。 このアンバーカラーは、CFAでも正式なカラーになったそうです。

以下、私の個人的なブログに掲載した関連記事ですが、ここに掲載させていただきます。

「魅せられてバーミーズ」より 

 キャットショーに関係なく、ブリーディングにも関係ない方たちにとっては、
全く関心のないことと思いますが、バーミーズ・ボンベイのブリーダーとして、
カテゴリーが変更されるかもしれないということを、お知らせしておきます。

ご存じのように、バーミーズもボンベイも、日本でのブリーダーは非常に少なく、
世界でもまた減少の傾向にあります。私たち少ないブリーダーたちは、それでも
「血」が濃くならないよう、国を超えて世界のバーミーズ・ボンベイブリーダー
たちとブリーディングを協力し合っています。でも、それでも遺伝子プールが
少ないことには変わりがなく、まずCFAで異種交配が取り上げられ、次いでTICAでも
カテゴリーの変更が、ハーリンゲンで行われているボードミーティングでとりあげられて
います。
バーミーズはカテゴリー2に、ボンベイはカテゴリー4にということは、バーミーズが
バーミーズ以外の猫種との交配を、ボンベイもボンベイ以外との猫種との交配が
それぞれ認められるということです。
それは健康面ではきっとプラスに働いてくれるでしょう、でも、せっかく固定された
猫種の独特の特徴が損なわれることに通じていくこと、長年ショーキャットをブリード
してきたブリーダーとしては、なんとも辛い決断が迫られることになりました。
1月24日から26日まで行われているTICAのボードミーティングで、今、大泉
ディレクターが私たちの意見を代表して伝えて下さっていますが、結果が待たれます。

 

大雪の被害

  • 2014/02/16 05:52

金曜日から降り始めた雪、土曜日には更に降り積もって30センチから40センチに、夜に入ってからも降り続く一方、強い風までも吹き始めて大暴風雪。     2/15/16にはグローバル キャットユニオンさんのキャットショー、16日の日曜日は私もジャッジで伺うことになっていましたが、土曜日の段階でとうてい伺えそうもなく、クラブの方にお詫びの連絡をしなければならないことに。   グローバルキャットユニオンさん、そしてエントリーされた方々、ごめんなさい。 この場を借りてお詫び申し上げます。