◆C.A.T.CRED オンラインスクールレポート

今回のスクールは、１月に発足したTDA(Tica Japan Members' Training & Developing Acatdemy-TICAの次世代を担うメンバーの学びのためのアカデミー）の「場」を借り受けてのスクールでした。

                 https://tda.localinfo.jp/

【基礎講座】C.A.T. CREDO オンラインスクール

・1月22日（日）1:00pm～（ZOOMによるリモートスクール）

　・主な内容：①日本におけるTICA発足の嚆矢②TICA血統登録証の各種コードを読み解く、　　　　③カテゴリー／ディビジョン／カラーの基礎知識など

《オンラインスクール開催に当たって》
今回のスクールは、キャットショーに関わる全ての人たちに向けてのものと位置付けて開催いたしました。
日本におけるTICA最初のショーが、いつ、どこで、どのような目的を持ち、どのようなメンバーによって開催されたかを知ることは、2023年の今、私たちが行っているキャットショーの原点を知ることであり、今後行われていくキャットショーの方向性を見失わないためにも必要な歴史の出発点であるとの思いからです。
また、TICAに登録された猫のオーナーさんたちに向けては血統登録証の各種コードの読み方の基本を知っていただくことを心がけました。
猫のコードは、猫のオーナーさんにとっては知っていて当然のコードであり、そこに記されたステータスコードからは猫の血統の〝純度〟の濃淡が見えてきます。
猫がどのようなヒストリーを持っているかを知ることはより深くその猫を識る事になると思っています。
カテゴリー／ディビジョン／カラーについては、クラークを目指す方、現在クラークとしてショーに携わっている方にとって大切であることは改めて指摘するまでもないと思います。
猫のカテゴリーはレジストレーション上のカテゴリー（分類上の単位）と、UCD（カラー分類上の単位）に分かれており、UCD上でのカテゴリーはディビジョンと共にクラークさんにとっては絶対に覚えなければならない必要な分類の単位で、またレジストレーション上のカテゴリーは猫種が確立されるまでのプロセスに係わる分類であり、より深く自分の猫を識りたいと思う人たちには興味深いものになるでしょう。
なお、今回スクールで使用するお写真については提供していただいた方の中から選んで参考資料として使わせていただきました。

スクール全体の構成、デザインなどがTDAスタッフの方達のご協力によって、よりわかりやすくご覧頂けたことに感謝いたします。

Haruyo Tomonari
TICA International Ring & School Instructor