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From TICA Judges Newsletter – March 2020, Volume 118

  • 2020/03/23 20:28

TICA Judges Newsletter – March 2020, Volume 118

 ジャッジニューズレターで、「Disinfecting toys」として、ショーの際ジャッジが使う猫のおもちゃに関して、非常に重要な注意を呼びかけています。 Northern Europe のショーにエントリーしていた猫の中に、感染症で亡くなった猫がいたそうです。ジャッジが使う猫のおもちゃに原因があった可能性も考えられることから、おもちゃの使い方には細心の注意を払うこと、猫の口に触れたおもちゃは消毒液を吹きかけて殺菌のため30分は放置し、また消毒できないおもちゃは、猫によって"Caught"(捕らえられた)場合は横に置いて使用を中止します。審査される猫に対しては十分な思いやりと配慮を持つようにとのことです。

 先日、キャットショーの危険について触れましたが、猫の遊ぶ様子が可愛いので、どうしてもジャッジは色々なおもちゃをそろえてジャッジ台の上で猫を遊ばせます。でもそこには非常に大きな危険があることをジャッジは充分に認識した上で、この忠告を真摯に受け止める必要がありだと思いました。

昔、ショーにエントリーし始めた頃には、良いジャッジ、良くないジャッジを決める基準の一つに「おもちゃをちゃんと消毒するかどうか」が重要であったことを思い出しました。特にキツンをエントリーしていた時には、消毒をしないジャッジのリンクはアブセントだったこともあります。オーナーは危険から我が愛猫を守るためには堂々とアブセントして「No!」を主張しなければなりません。

ジャッジの立場からすると、高価でも美しいおもちゃをそろえてジャッジに華を添えたいところですが、1回ずつの使い切り感覚でおもちゃを使っていかなければと思いました。

 

 

 

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