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3.11

  • 2016/03/11 22:13

5年が経ったとは信じられないほど、あの日のことが鮮明に蘇ってきます。炒め物をしていたガスの火を消して、猫たちのいるリビングに走り、動き出したテレビ台を押さえながら「大丈夫、大丈夫」と怯える猫たちに声をかけて揺れが収まるのを必死で待っていたあの時。 今日もテレビでは各局で取り上げてはいましたが、繰り返し見れば見るほど自然の大きな荒々しい力の前に、人はなんと無力であったことでしょう、 福島では更に福島原子力発電所の事故とそれに伴った最高レベルの放射能により、動物も農作物も大きな大きな被害を被り、未だに6,200人、富岡町では12,000人が避難し帰還がかなわないままです。時は悲しい記憶を少しずつ癒やしてくれます、でも、5年前に東日本を襲ったあの恐ろしい出来事をしっかり記憶に止め、決して風化させてはならないし、少しでもなにか出来ることを見つけて支援を続けていきたいと考えています。ここに改めて犠牲になられた方たちのご冥福を祈ります。

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