ECC ブリードセミナー BG/JB(ベンガル/ジャパニーズボブテイル)
- 2013/11/10 02:55
エンジョイキャットクラブさん主催、講師 ローラ カニングハムさんによるブリードセミナー「ベンガル/ジャパニーズボブテイル」が東日本橋中央区立産業会館で行われました。膨大な資料をご用意されて3時間以上にわたるセミナーで、残念なことに時間に制約があった私は最後まで聴講することが出来ず、7時15分に心を残しながら会場を後にいたしました。ローラさんの的確でわかりやすい説明に、出席者は難しいスタンダードもかなり理解の度が深まったことと思います。特に私が興味を惹かれたのは、ベンガルが「種」として作成、固定されるに当たって、繁殖に貢献した猫たち、エジプシャンマウ、アビシニアン、バーミーズそれから Indian Mau など。特にあるベンガルに見られるグリッターと呼ばれる美しい光沢、そして深いグリーンのアイカラーは、このIndian Mauという猫種によるところが大きかったそうです。 スクリーンで見るだけでも本当に光沢の素晴らしさは群を抜いていて、もっともっと知りたいとローラさんに伺ってみましたが、詳しいことはご存じではないとのこと。でも、このIndian Mau を繁殖過程に利用したジーン ミルさんは素晴らしい選択眼の持ち主だったと認識を新たにいたしました。
ジャパニーズボブテイルはローラさんもお持ちになっていたそうで「ケイコさん」というJBだそうです。ボブテイルという名前が示すようにポンポンのいろいろな形もイラストで紹介されていて、長毛の場合と短毛の場合の審査での留意点なども詳しくお話しいただけました。
非常に有意義で興味深いセミナーでしたが、ローラさんの素晴らしさに加えて、わかり易く通訳して下さったヘイガン みち子さん、この方がいらっしゃらなかったら、セミナーの魅力も、もしかしたら十分ではなかったかもしれません。感謝!
そして、もう一つ、ヒルズコルゲートさんのセミナー、若い獣医師の山越先生が講師を務めて下さいましたが、ご自身の飼い猫の動画などもご用意されていて、とても親しめるセミナーであったことも記しておきたいと思います。
また、途中休憩の時には思いがけずお弁当ボックスが配られて、美味しいお茶と共にいただきました。カツサンド、細巻き、いなり寿司、高野豆腐、蕗の煮物もついていて美味しく頂戴いたしました。 ごちそうさま!
最後に、キャットショーと共にこのようなセミナーを企画するのは、主催者にとってはどれほど大変なことか、それを思うとあえて無理を承知でこのセミナーを開催したECCの大泉さん、またそれを支えたスタッフの方たちに御礼申し上げます。