会報22号より 日本人ジャッジがフランスで猫を審査

~2001年9月~ フランス ル マンで行われたトラディッショナルキャットショー 

 友成会長の活躍が新聞で紹介されました!

フランスで猫を審査 する友成代表

2001年9月
フランス ル マンで行われたトラディッショナルキャットショーでの友成会長が現地の新聞に紹介されました。
山本清(Kiki)さんが翻訳してくださいました。

『日本人ジャッジがフランスで猫を審査

 “しっかりした脚、美しいコート、とても素晴らしいオス猫、きっと花嫁候補が沢山出てくるでしょう。”

Haruyo Tomonariはリンクスポイントの猫を審査しながらコメントする。
優しく笑顔を絶やさない日本人ジャッジは愛情を込めて猫に触れながらマズルを指で押さえ尻尾をスーッと美しく伸ばす。次から次に新しい猫が彼女の審査台の上に運ばれる。心配そうなオーナーに通訳が猫の評価を仏語で伝える。

ASSOCIATION  FELINE  DES  LOIRE主催のキャットショーには世界中から来た6人のジャッジが参加。フランス・イタリア・スペイン・オランダそして日本。

 Haruyo Tomonariの住まいは東京から約200Km離れた山の中。日本語で狭いスペースを猫の額に例えるが、彼女の住む村もそう言う別名を持つ。「猫額」。日本のように土地の狭い国では特に猫が好まれる。「狭い家屋でも大丈夫、猫は人の肩と膝があれば飼えます。」

彼女はジャッジの仕事のみならずバーミーズの繁殖も手がけている。

「Haruyoから仔猫を譲って頂いたのが出会い。一緒にショーに来れればと思ったのがきっかけでした。」と通訳のKiki  Yamamotoが説明。

今回のル マンでのフランス トラディッショナルショーは日本人ジャッジにとっては初めての体験。日本での審査スタイルとは全く違う。「日本のショーはいわゆるアメリカンスタイルなので、審査のコメントは全て口頭で、評価を紙に書くことはしません。審査はビジターの前で立って行われ、クラス分けもこちらとは異なります。」

フランスの猫をどう思いますか?

「とても素晴らしい。特に短毛種のバラエティーが豊富。日本にはいない種類も見られて、素晴らしい
体験でした。」

さすがに礼儀正しい日本人らしいコメントでした。』

フランスの新聞