2015年 リフレッシャーテストを中心にしたジャッジングスクール

TICAでは、毎年ジャッジに課せられるリフレッシャーテストが送られてきます。前年度からナンシーパーキンソンさんが出題をされるようになり、採点には厳しさが増して、今年は100%パーフェクトでないと、ジャッジのライセンス更新は出来ないとのことでした。出題の傾向は、主に新しく公認された猫種に関する事が多く、ジャッジにとっては、しっかり認識しておかなければならない内容にあふれています。
幸い、予めリフレッシャーテストを中心にしたスクールを行うことを、ナンシーさんにお話ししていたことで、今年は例年より早くテストが送られてきて、準備には十分に時間を取り、それぞれの猫種の写真もそろえて、一目で特徴がわかるようにいたしました。ナンシーさんには、何回か質問をさせて頂き、作問者の意図するところを詳しく伺ったり、またメインクーンに関しては、今回公認されたポリダクトル(多指)について、ブリードコミッティのロウラ クーニンハムさんにご説明を頂いたり、さらに、新しい公認種のスタンダードからAllowance〔許容)、DQ(失格)WW(失格)項目の翻訳も用意いたしました。

会場は、遠方から参加される方の為に、交通の便の良いところ、東京駅八重洲北口、ルノアール貸会議室。喫茶室として知られていますが、少人数の集まりには非常に便利な会議室。ホワイトボードもありますし、主催者がお茶の支度などしなくても、ちゃんとコーヒーを初めドリンク各種、お菓子などの用意もあります。ともすれば堅苦しくなりがちなスクールも楽しい和やかな雰囲気で行うことができ、今後も利用させて頂く機会は多くなりそうです。ちなみに昨年はクラーキングスクールを銀座6丁目のルノアールで、また、7月に行うクラーキングスクールも、この銀座6丁目ルノアールでのスクールとなります。


スクール修了後はビールで乾杯! いつもクレドのスタッフが集う八重洲地下街のキリンシティー。 フローズンビール、オーダーを忘れられてしまって、鱸のカルパッチョの方が先に出てきたのにはびっくり! でも、あか牛ロースト、鯛のココット、ソーセージの盛り合わせ、じゃが麺などなど、とても美味しかった!
最後に、テストの「解答」には詳しい解説を付けて下さったナンシーさん、ポリダクトルの猫の写真も添えて審査の方法なども丁寧に教えて下さったMCブリードコミッティーのロウラさんに心からの感謝を送りたいと思います。ナンシーさんは 来年は6月に行うクレドのショージャッジとして来日、土曜日には、ショー終了後にリフレッシャーテストのスクールを直接ご指導下さることもお知らせしておきます。