TICA ASIA REGIONAL AWARDS CATS 紹介 その3
- 2013/08/29 06:08
RW 9th. Best Alter
Norwegian Forest
SGCA LITTLEMEW CRIMSONDRAGOON
Norwegian Forest
SGCA LITTLEMEW CRIMSONDRAGOON
Title :SGCA
3rd. best Norwegian Forest Alter of Asia Region
B/O:Kazuo Keiko Takahashi

RW 19th Best Alter
Main Coon
SGCA KIRDCOON ALICE
B/O: Ikuko Kamoi
Main Coon
SGCA KIRDCOON ALICE
B/O: Ikuko Kamoi

鴨居 育子
アリスはBlue Silver Classic Tabby/Whiteの元女の子です。
ハイホワイトのコートから「青い(水色)ワンピースを着ている女の子はアリスだから」という理由でアリスと名付けられました。
我が家ではアリスの母猫であるクレッシェンドの血筋の子供たちは、みな音楽用語に由来する名前を付けていましたので、
そのセオリーから外したアリスは、ちょっと系統の違った子になるかも?・・・・・そんな予感にわくわくしていました。
実際、前腹の猫たちとは異なり、彼女の父猫にも母猫にも似ていず、それでいてガッチリとしたマズルに長い胴。
将来への期待が大きくなっていきました。
将来への期待といっても、キャットショーで華々しい活躍をするということではなく、よき母としての期待です。
それが昨年のお正月に、まさかの子宮蓄膿症になり緊急手術を受けました。
アリスにかけていた夢や期待が脆くも崩れ去りました。
しかし、手術に立ち会い、摘出した子宮を見て、一瞬の差で護られたいのちであったことが分かりました
人間の欲からくる夢や期待なんて、どうでもいいこと。
アリスのいのちと健康こそが一番!
そんなこんなでアリスはますます溺愛され、我が家の箱入り娘になっていったのでした。
アリスもアリスで、我が家の12畳ほどの女の子部屋が彼女の唯一の世界。
外の世界に出るなんて夢にも思わない様子でした。
そんな小さな世界に満足していたアリスに転機が訪れた昨年の秋。
昨シーズンは我が家出身のみおちゃんがアルタークラスで頑張ってくれており、
出陳数減少の中、少しでもポイントアップのお手伝いが出来れば、との思いから久々のキャットショー参加となりました。
みおちゃんの後方支援が目的でしたので、ファイナル入賞など全く考えていませんでしたが、
アリス自慢のマズルを評価して下さるジャッジもいらして、このようなアワード入賞という名誉をいただくことになりました。
そして、この予期せぬアリスの頑張りにより、母猫のクレッシェンドはOutstanding Damの名誉を得ることが出来ました。
猫の母にも、人間の母にも親孝行をしてくれたアリス。とても嬉しいです。
評価して下さったジャッジの先生方、応援して下さった皆さま、本当に有難うございました。