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マレーシアキャットショー 最後に

  • 2013/06/06 06:40

今回のショーは、初めに書いたように、依頼を受けるジャッジにとっては、全く突然降って湧いたようなショーでした。大泉ジャッジ、服部ジャッジ、そして私トモナリ、それぞれかなり無理無理なスケジュールのやりくりでしたが、なんとか無事現地入りを果たしました。このような突然のショー開催にはそれなりの理由があって、クラブオーナーさんにとってもご準備がとても大変だったそうで、9時にショー会場に入りましたが、私たちジャッジのお仕事は、ジャッジブックの作成から始まりました。当日ジャッジするエントリー猫のジャッジブックを手書きで作成です。ジャッジブックが完成後、ショーはスタートしましたが、始まってしばらくは私のリングはスチュワードさんもクラークさんも無し、私は審査する猫のナンバーを揃えるところから始まって、審査をし、成績を記入して、ケージの消毒もし、と1人3役のお仕事に。間もなくスチュワードさんが入ってくださってホッとしましたが、クラークさん、スチュワードさんのお仕事の大変さに今更ながらありがたさが身に染みました。あの方この方と、いつも私のリングに入ってサポートしてくださる日本のクラークさんのお顔がただただ懐かしく思い出されました。それでも何とか2日目のショーも終了しましたが、私たちにとって不思議だったのがマスタークラークらしき方が見あたらなかったこと。TICAのオフィス、リジョンのディレクターなどに送るショー結果、どうするのでしょう???? 飛行機の時間が迫る中、ジャッジブックからそれぞれの成績をカタログに記入することにして、とにかく書くための机が必要と言うことで、飛行場に向かう沿線上、小さなレストランに入りパスタやサラダを一応は注文し、ひたすらそれぞれの成績をカタログに写し始めました。30分はかかりましたが、それでもなんとか記載が完了、ほっとしてビールで乾杯!  と書いてしまえば何と言うこともなく思えてしまいますが、服部さんの熱意、大泉さんの頑張りがなかったら、パーフェクトなショーにはなり得なかったことでしょう。ショー開催の為のルールの詳細を服部さんは目を見張るような熱意を持ってショーオーナーに説明、大泉ジャッジも「どのように」という方法論を展開、実に見事な連係プレイ! もちろん服部さん、大泉さん、私もインストラクターの資格があるので、指導することにかけてはそれぞれベテランではありますが、それにしても言葉の壁を乗り越えてこれでもか、これでもかと根気よく説明し続けた服部ジャッジ、その熱意と有能さ、まさしくジャッジ オブ ザイヤー、そして大泉ジャッジはもとアジアリジョンのディレクターだと、改めて感慨深いものを感じました。アジアリジョンはこれから拡大するのか、それとも縮小されるのか、そのような今後のことも気になりますが、今のところはまだマレーシアも、韓国も、台湾もアジアリジョンです。アジアリジョン内で開催されるショーはやはりどのショーもリジョンのディレクターの認可があって行われるものなので、ディレクターの責任は大きなものがあります。韓国で行われるショー、台湾で行われるショー、マレーシアで行われるショー、は現在のところはまだアジアリジョン内の管轄です。一つ一つのショーがTICAのルールにのっとって行われるよう指導すること、相当に大変なことででしょうが、ディレクターの大切なお仕事だと思いますので、是非是非宜しくご指導いただけますようお願い申しあげます。

服部ジャッジ、その才能に目を見張りました(今更ですが・・・・)。  大泉ジャッジ その頑張りとショー開催の為の実践的な知識、素晴らしいものがあります!  お二方とご一緒できたこと、ただただ光栄に存じます。 有り難うございました。

間もなくクレドのショーも始まります。エントリーされるかた、どうかお早めにお願いいたします。実はカタログ製作をお手伝い下さっている印刷屋さんに初めてのお子様が誕生、それが6月20日前後、ということで、あまり無理が利かない時期に当たってしまいました。どうか今週中にエントリーを宜しくお願いいたします。

 

 

 

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