プロポーサル7,8
- 2025/02/01 18:41
「どうなる ファイナル?」
なんとも奇妙なことが起きてしまっています。昨年TICAメンバーに行われた投票、プロポーサル7,8の結果で、改正内容は全く逆なのに両方とも賛成多数で可決しました。
現在、アルタークラスABでは25に満たなくても10頭ファイナルでした。これはエントリーが増えることを想定して決められたことでしたが、思うようにはエントリーが増えていない、また他のクラスと平等でなければならないという理由で、プロポーサル7はほかのクラスと同様に扱うように戻すとの投票の結果がでました。
ところが一方、プロポーサル8ではキツンクラス、チャンピオンシップクラスのファイナルがABでは25に満たなくても10頭ファイナル(現行では、24エントリーの場合は9位までの受賞、23エントリーならば8位まで等となっています。)とすることができるものの、ただし、これはジャッジの自由裁量によるという結果になりました。
キツンの場合では、せっかくエントリーしてもファイナルインしないで終わってしまったショーは、魅力のないものになってしまい、以後キャットショーへのエントリーはしなくなるだろうとのブリーダーさんの意見を反映したものだと思います。
確かにキツンに関しては、ショーの楽しさを知っていただくためにファイナルインの枠を緩くすることは考慮しても良いかもしれません。でも、チャンピオンシップの場合はどうでしょうか?そもそもキャットショーとはどのような役割を担っているかという原点に立ち返って考えてみなければならない、今、そのような時を迎えていると、このプロポーサル7,8の結果を見て、強く感じています。
アルタークラスに力を入れているクラブもあります。譲ったキツンさんにエントリーを勧めてファイナルイン、それがきっかけになってブリーディングを始めたオーナーさんも多く知っています。(私自身それが契機となってこの猫の世界に引き込まれてしまいました。)
でも、TICAでタイトルを取りたいと思うとき、厳しい審査で勝ち抜いて、TICAが他のアソシエーションとは異なる独自のファイナルの形式を定めた、その定めに従ってタイトルを授与してほしいと、そうは願わないでしょうか?
プロポーザル8の改正案の通りになると、これまでのタイトルの重さとこれからのタイトルの重さ、違ってきませんか?
でも、これは私の個人的な思いです。2月23日、TDAさんのCATalkで皆さんのご意見をうかがわせていただきたいと願っています。
立場が異なればまた違った視点で見ること考えることができるかもしれない。「どうなる ファイナル?」今、TICAのメンバーとして真剣にファイナルはどうあるべきか、真剣に向き合わなければならない”時”であると考えます。19時から1時間半、真剣にお話ししてみませんか?