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C.A.T.CREDOブリードセミナー

  • 2012/10/23 04:32

 

 

10月13日、中央区東日本橋産業会館4階集会室
「ノルウェージャン フォレスト キャット ブリードセミナー」
 
セミナー第一部 日本ヒルズ・コルゲート株式会社様の獣医師/ペット栄養管理士 工藤美保先生による「猫のライフステージに関わる健康上の注意点と栄養」
妊娠・授乳&仔猫、成猫、高齢猫など、それぞれのライフステージでの健康上の問題をフードとの関わりからわかりやすく説明していただきました。
セミナー第二部 服部幸ドクター「今、最前線 FIP診断と治療」
FIPの発症率は純血種の方がなりやすい。生活環境は単独、複数飼いであまり頭数は関係ないがキャッテリーの方がコロナウィルスの抗体価は高い。ただ、FIP抗体価の基準はない。抗体検査はFIPに対し特異性が低い(相関性がない)と考えられる。高齢猫にはあまり発症しない。診断は抗体価単独では診断不可、レントゲン、超音波、腹水、胸水の検査、CT、MRIの検査、PCR 遺伝子検査などがあるが、FIPであるかどうかは腸間膜リンパ節の中にコロナウィルスが存在するかどうかを腹腔鏡で確認しないと決定できない。ワクチンもあるが効果のほどは未定(日本にはない)。現在のところ、治療法は対処療法のみ。(トモナリのメモから)
詳しく知りたい方は直接「東京猫医療センター」服部ドクターの診療室にお願いいたします。
セミナー第三部 ノルウェィジャン フォレスト キャット ブリードセミナー 服部幸正ジャッジ
猫種のスタンダード、ポイント配分は決められていて、ジャッジはそのポイントによって審査するが、スタンダードから明確な基準が見えてこない場合は審査は難しい、的確に審査するにはわかりやすいはっきりしたスタンダードがなければならないとまず前置きがあって、それからおもむろにスタンダードの曖昧な点を指摘。スタンダードとどう向き合うかを考えさせられるセミナーでした。

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