エントリー

明けましておめでとうございます。

  • 2016/01/01 05:46

クレドの皆様

明けましておめでとうございます。2015年は自然災害の多い年でした。9月には7日に降り始めた豪雨のため、9日に鬼怒川が決壊し茨城県常総市はあっという間に濁流に呑まれ、屋根の上で助けを待つ人々が、次々とヘリで助けられていく様子を、私はTVの前に張り付いたようにして見守っていました。3ヶ月が過ぎた今も、まだ被災地ではキチンが使えず、お風呂場の流しのところで炊事をしている様子がニュースで流れていました。寒さや風を防ぐに十分な外壁は残っておらず、一家の方はかろうじて炬燵で暖を取っているということでした。 気象庁のニュースによると、今後も気候の変動は激しく、これまでのおよそ10倍になることを予測しているそうです。何が起こってもおかしくない、そのような気象変動期にさしかかっていること、山の中自然の中で生活していると、変化は本当にごく身近に迫ってきていること、痛く感じています。10月には鹿の群れが我が家の周りを囲んで走り回り、猫たちはおびえて身を潜め、全身の毛を逆立てていました。私も運転中突然民家の陰から飛び出してきた鹿にぶつかり、猿の群れに畑を荒らされ、猪には庭をすっかり掘り起こされて、とても困った状況になっています。このような自然の生き物の変化は、森の中で生活が出来なくなったためであろうと思うと、気の毒でも有り、といって、農家の方達の野生動物対策にかける費用は想像できないほどの高額になっているそうで、相当に深刻化していると聴きました。

猫の世界はというと、やはり問題は多く、何をどうしてももうだめでは無いかという消極的な意見、いや、だからこそ頑張らなければという積極的な意見、その他最悪なケースとしては関心が無くなってしまったという方もいらっしゃいます。でも、希望も少しあります。 アクトさんのブログによると、名古屋のAJCさんのショー、東京のBCFさんのショーなどは素晴らしいショーであったということですので、まだまだショー主催クラブの努力によっては明るい未来も見えてくるのではないかと、新年を迎えたら、ふとそんな甘い期待がもてそうな気がして参りました。

なんと言ってもキャットショーは「猫」が中心、猫あってのショーです。その猫が大切に守られるショーであること、それが一番大切なことであって、そこからルールは始まったこと、そこを忘れないでいただきたいですね。そうすれば自ずから大切な事がチャン見えてくるはず。「猫」が幸せならば、みんなみんな幸せなはずです。

新しい年に当たって、今私たちのお膝の上でくつろいでいる猫の幸せを損なわないショーを行うよう、そこをスタートラインにすれば良いと、そんな風に思いました。

今年は4月、6月、12月と3回のショーを予定しています。お陰様でスタッフも増えて、お仕事がスムーズにはかどるようになってきました。でも、まだ、完全にクレドのスタッフだけでは足りないことも多いので、関心のある方はスタッフとしてお手伝いしていただきたく存じます。 では、本年もよろしく御願い致します。

               2016/1/1

          クレド 代表 ともなり はるよ

 

 

 

 

ページ移動