2011-2012 Awards "KIRDCOON ROSARIO BIANCO"
- 2012/08/12 05:14
2011-2012 Award RW 13th Best Kitten, Best Maine Coon Kitten
KIRDCOON ROSARIO BIANCO
鴨居 育子
4ヶ月になったばかりで迎えた3月10日11日に開催されたJapan Cat Lovesのショーに、 「ロゼットを1本でもいただければ、あんこにも私達にも良い思い出になるから。」という軽い気持ちで出陳し、4ヶ月の女の子にもかかわらず14リング中9リングにファイナル入賞をさせて頂いたのが全てのはじまりでした。まさか、その後のほぼ全てのショーに行くことになるとは夢にも思っていませんでした。
4月に5ヶ月を迎え、女の子としては体格のよい“あんこ”でも、骨格のよい男の子たちと競っていくのは、なかなか厳しいものでもありました。
「諦めようかな?」
という気持ちも無い訳ではありませんでした。
大型種の4ヶ月や5ヶ月の女の子がたった2ヶ月の間にアワードを意識して走るなどという無謀なことを、普通はしませんし、出来ません。あんこは「運」を味方に付け、展開に恵まれました。
あんこの実力以上の評価をして頂いたと思っています。
あんこを評価して下さったジャッジの先生方、応援して下さった友人の皆さま方、本当に有難うございました。
............................................................................................................................................................
あんこちゃんはブルークラシックトービーの女の子、ご存知のように、メインクーンのスタンダードは、大きく高く位置する耳10ポイント、マズルとチンに10ポイント、ボディー(Torso)にも10ポイント、コートの長さ10ポイント、そして、これが辛いところで、筋肉質であることにも10ポイントがスタンダードに定められています。
どれをとっても、女の子には非常に不利。しかもキツンの場合全てがまだまだこれからというスタートラインに立ったばかり。
なのですが、この“あんこちゃん”、キツンにもかかわらず、気持ちよくすっくり伸びたボディは女の子とは思えないしっかりした、しかもバランスを保った美しさ!
「全体的なバランスとプロポーションが大切」とされるメインクーンの特徴を堂々とアピールしてくださいました。
長年メインクーンのブリードを手がけていらっしゃる土居ジャッジからも、ショー毎に高い評価が与えられ、女の子でも、キツンでも、このように活躍できることを、見事に証明して下さいました。
審査台の上で、ゆったりと落ち着いて自分の持っている魅力を十分に発揮できた“あんこちゃん”
アワード入賞、おめでとう! hikoma TOMONARI