1月24日から26日までTICAのボードミーティングが開かれています。どのようなことが話し合われるのか、TICAのメンバーとして、そうですね、関心を持たねばね。 ということでMeeting Agenda を何回か見ておりますが、記載されていることを理解というか読み取ること、難しいですね。 ただ、今回は私のブリードであるバーミーズ・ボンベイのカテゴリーに関することがあげられているということで、あらかじめディレクターにブリーダーとしての意見を託さなければならないこともあって、関係する箇所はブリードメンバーの友人に、翻訳を依頼、ちゃんと理解したつもりです。ブリード関係はバーミーズ・ボンベイの他にもターキッシュバン、スコティッシュホールド(立ち耳)、ハイランダー、ノルゥエイジャン フォレスト(アンバーカラー)など、それぞれのブリードに関わりの深い方には興味深い話題であると思います。また、私個人としては、やはりジャッジする際に必要な事柄でもあるため、ミーティングの結果がどうなるのか、非常に興味深いものがあります。 ところで、このアジェンダ P52 のグラフには近交係数の高い猫種の順位が示されています。 「血統登録された猫」(友人の専門家曰く、純血種という表現は不適ということで、あえてこのようなまどろっこしい表現を使わざるをえません)は、その猫種が固定されるまでには非常に血の近い交配、つまり近親交配が行われています。近親交配が繰り返されると猫のボディにそれが顕著に表れますし、スタンダードの減点、失格の項目をチェックすると、近親交配によって現れる現象は大きなマイナスポイントを示しています。このような事実を踏まえてこのグラフをご覧になりまた、猫のスタンダードの、減点・失格の項目をこのような観点から再度見直してご覧になると興味深いことがおわかりいただけることでしょう。
http://www.tica.org/members/meetings/agenda_2014.pdf
ミーティングのスケジュール、これは非常に厳しいスケジュールですね。 24日9:00~、ブレイクタイム(ティータイム)10:15~10:30(たった15分)、ランチタイムは11:30~1:00まで、日本と違って、ランチにはお時間かけるようです。25日は、朝8:30の開始、朝8:30といったら、私の就寝タイム! ボードミーティング、以前日本で行われた時に、コングレスのポイントはアワードポイントとしてはならないというプロポーサルを提出したことで、参加させていただきましたが、当然ながら英語で議事は進行し、それも大量の議事内容を「Yes,No」で決めていかなければならないディレクターは、本当に大変なお仕事だと実感いたしました。